公孫淵

冒頭
公孫淵(こうそんえん)とは、三国時代の遼東地方を支配した公孫氏の当主で、魏と呉の間で離反と帰服を重ねた末に魏の討伐を受けて滅んだ人物です。
 
生涯
遼東後漢末以来、公孫度公孫康公孫氏が半独立的に統治した地域で、吉川英治三国志』でも公孫康袁煕袁尚を殺してその首を曹操へ献じ、魏から侯位と将軍印を受けることで勢力を保つ様子が描かれます 。公孫淵はこの公孫氏の後継として遼東を掌握し、魏の官爵を受けつつも自立を志向しました。
景初年間、公孫淵は呉とも通交して魏に叛き、燕王を称するなどして遼東の独立性を強めようとしましたが、魏の司馬懿(仲達)により襄平で包囲され、降伏後に誅されて公孫氏政権は終息します。
 
人物像
辺境の軍閥として外部勢力の均衡を利用し、朝廷の権威を借りながら実権の保持を図るタイプの支配者とされます。遼東の地理的隔絶と、中央の政局変動に乗じた外交が基盤でした。
 
関係人物
公孫康公孫氏の先代として、魏に対しては形式上の臣従を取りつつ遼東の実権を維持し、曹操から爵位・軍職の褒賞を受けています 。公孫淵の最終局面では、討伐側の主将として司馬懿が最大の関係人物となります。
 
史実との違い
吉川英治三国志』では遼東公孫康の逸話は比較的具体的に扱われる一方 、公孫淵の離反と司馬懿の遼東遠征(襄平の役)は本文での直接の描写が少ない点が、通史的な三国志理解との違いになります。
「公孫淵」登場回数
合計: 0回
0 0 0 0 0 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前