勲爵

冒頭
勲爵(くんしゃく)とは、戦功や政務上の功績などの勲功に報いるため、朝廷や権力者が与える爵位やそれに準ずる栄典の総称です。
 
概要
後漢末から魏の時代にかけては、恩賞の体系として「封侯」などの爵位授与が重視され、勲功者を政治的に遇する手段となりました。爵位は俸禄や名誉と結びつき、受爵の可否は忠誠・立場の表明にも関わり得ました。
 
意味
勲は功績、爵は身分的な位階を指し、あわせて「功により与えられる位階」を意味します。作中では、爵の授与に金印・銀印や印紐、綬などが伴い、制度として整えられて運用されることが示されています 。
 
背景
魏王となった曹操が、侯位や勲爵の制度を「六等十八級」に定め、印綬などの大法を改めて授与し、朝廷を無視して魏王府の意のままに運用した、とされます 。これは褒賞と人事を一体化させ、配下の結束や序列を形成する統治技術でもありました。
 
関連人物
曹操は制度の改定と授与の主体として描かれます 。
 
史実との違い
吉川三国志では勲爵制度が曹操の専断の象徴としてまとめて語られますが、史実上の爵制運用は後漢以来の枠組みの継承と改変が混在し、時期・根拠法令・運用主体はより複雑です。
「勲爵」登場回数
合計: 2回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 1 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前