燕人

冒頭
燕人(えんじん)とは、中国古代の地名「燕」に属する土地の出身者、または燕地方の人を指す言い方です。
 
概要
漢代から三国時代にかけて、人名の前に出身地を冠して「某地人・某某」という形で人物を示す用法があり、「燕人」もその一つです。吉川英治三国志』では張飛が自らを「燕人張飛」と名のり、出自を示す定型表現として用いられます 。
 
意味
「燕」は戦国七雄の燕国に由来する地名で、後世にはおおむね華北の幽州方面、現在の北京・河北北部にかけての地域を指す呼称として扱われました。そのため「燕人」は、単に国籍をいうより「燕地方の出身」という地縁的な説明として機能します。
 
関連人物
張飛は作中で「劉皇叔の義弟、燕人張飛」として名のられ 、また関羽曹操張飛を語る場面でも「燕人張飛」という形で紹介されます 。
 
史実との違い
史実の張飛は「涿郡の人」と記されるのが一般的で、吉川三国志ではより広域の呼称である「燕人」を用いて出身地表現を簡略化している点が異なります。
「燕人」登場回数
合計: 13回
0 0 1 2 3 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 2 臣道の巻 2 孔明の巻 3 赤壁の巻 2 望蜀の巻 3 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前