燕人
冒頭
燕人(えんじん)とは、中国古代の地名「燕」に属する土地の出身者、または燕地方の人を指す言い方です。
概要
漢代から三国時代にかけて、人名の前に出身地を冠して「某地人・某某」という形で人物を示す用法があり、「燕人」もその一つです。吉川英治『三国志』では張飛が自らを「燕人張飛」と名のり、出自を示す定型表現として用いられます 。
意味
「燕」は戦国七雄の燕国に由来する地名で、後世にはおおむね華北の幽州方面、現在の北京・河北北部にかけての地域を指す呼称として扱われました。そのため「燕人」は、単に国籍をいうより「燕地方の出身」という地縁的な説明として機能します。
関連人物
史実との違い