竹裏館

冒頭
竹裏館(ちくりかん)とは、長安郊外にある王允(おういん)の別業で、朝廷旧臣らの会合や密談の場として用いられる邸宅です。
 
概要
竹裏館は王允が「別業」と呼ぶ私邸で、政務の場である朝廷から距離を置き、外部の目を避けて人を集めることができる場所として位置づけられます。王允は自らの誕生日の名目で公卿らを招き、董卓(とうたく)系の高官が不在の機会を利用して、旧臣だけの集まりを組織しています。
 
歴史
作中では、竹裏館での宴席が、董卓の専横に対する朝廷側の危機意識を共有する場となり、旧臣らが漢室の衰亡を嘆く会合として展開します。 また竹裏館は、王允呂布(りょふ)を招き入れて貂蝉(ちょうせん)問題を口実に相談を重ね、董卓打倒へ向かう計略を進める場としても用いられます。
 
関連人物
王允が主であり、密会には朝廷の公卿が集められます。 さらに呂布王允に誘われて「竹裏館の一室」に通され、董卓への不満や貂蝉をめぐる義理の問題が論じられます。 のちに曹操(そうそう)の人物紹介でも「竹裏館の秘密会」が言及され、当時の政局にかかわる集会として扱われます。
 
史実との違い
竹裏館という具体の邸宅名や会合の細部は、史実の記録よりも物語上の場面構成として整えられている可能性がある、という形で触れられます。
「竹裏館」登場回数
合計: 5回
0 0 1 2 3 3 桃園の巻 2 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前