鄒氏

冒頭
鄒氏(すうし)とは、張繍の叔父である張済の未亡人で、宛城に身を寄せていた女性です。曹操宛城に入った後、その存在を知って召し出し、関係を結んだことが張繍陣営の反発と軍中の動揺を招く要因となります。
 
生涯
張済の死後、張繍が世話をして宛城に迎え置いていたとされます。
曹操は城中で彼女の存在を知ると、曹安民に命じて兵に伴わせて呼び寄せ、本人が「亡き張済の妻で……鄒氏」と名乗っています。
その後、曹操は鄒氏と酒席を共にする状況となり、これが賈詡の知るところとなって張繍へ伝わります。
 
人物像
作中では、寡婦としての立場と、張繍配下の内部事情に巻き込まれ得る存在として位置づけられ、彼女をめぐる処遇が政治・軍事の緊張を増幅させる契機になります。
 
関係人物
張済は夫、張繍は保護者にあたります。
曹操宛城滞在中に鄒氏を召し出して関係を持ち、賈詡はその件を張繍側の問題として扱います。
 
有名なエピソード
鄒氏と曹操の関係が張繍の怒りを刺激し、張繍は反旗の方向へ傾きます。
この結果、宛城での急襲が生じ、典韋の戦死や曹昂の戦死といった重大な損害へ連鎖します。
 
史実との違い
史実(および演義)にも「張済の未亡人を曹操が納めたことが宛城の変の遠因になった」筋立ては見られ、吉川三国志では人物間のやりとりや動機づけが整理されて展開します。
「鄒氏」の基本情報
総登場回数
6回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (6回登場)
「鄒氏」登場回数
合計: 6回
0 1 3 4 6 0 桃園の巻 0 群星の巻 6 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前