顧雍
冒頭
生涯
呉の政堂で重臣団の一員としてたびたび評議に加わり、対魏・対蜀の選択が迫られる局面で意見を述べます。魏の使者を迎える礼の是非をめぐって孫権を諫め 、また魏の修交提案を前に、正面衝突を避けて国力の消耗を抑えるべきだと説きます 。後年には丞相として、陸遜とともに太子を守らせる体制の一角に置かれます 。
人物像
作中の顧雍は、武断よりも政略と均衡を重んじる文治派として描かれます。蜀呉同盟が生む対魏戦の衝撃下でも、まず蜀の出兵を促して戦局を分散させ、呉は要地を固めるべきだと論じるなど、外交と戦略の連動を考える立場を示します 。
関係人物
有名なエピソード
陸遜推挙の議で、顧雍は「陸遜は元来、文字の人で、軍事には何の才もありはしない」と断じ、若さと人望の薄さを理由に登用へ強く反対します 。また魏の不可侵的修交をめぐる評議では、魏の意図を警戒しつつも拒絶による消耗を避ける現実策を述べます 。
有名なセリフ
「陸遜は元来、文字の人で、軍事には何の才もありはしない」
史実との違い
「顧雍」の基本情報
総登場回数
12回
活動期間
4巻にわたって登場
初回登場
赤壁の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
出師の巻
(5回登場)