五斗米道

冒頭
五斗米道(ごとべいどう)とは、漢中を中心に広まった道教系の教団で、入信のしるしとして米五斗を納める掟があるものです。
 
概要
五斗米道は漢中の土民のあいだで勢力を伸ばし、病苦・災難よけ・盗賊よけなどの効験が語られて信徒を集めます。 教主は師君と称され、張魯(ちょうろ)がその中心人物とされます。
 
制度と組織
師君張魯の周囲には治頭(じとう)・大祭酒(だいさいしゅ)などの道者が控え、さらに下に鬼卒(きそつ)と呼ばれる祭官が多数いる、階層的な運営が示されます。
 
儀礼と実務
祈祷を求める者には懺悔を命じて暗室に入れ、七日後に名を書いた札を山・地・水へそれぞれ処置して天神・地神・水神に奏するとされます。 廟門には奉納品が集まり、五斗入りの米袋が蓄えられて教団の経済基盤ともなります。
 
政治との関係
中央から遠い巴蜀の事情もあって張魯には官職(鎮南中郎将)や漢寧太守号が与えられ、年々の貢ぎを条件に事実上公認の道教として存続し、地域は教門国のようになったと説明されます。
 
史実との違い
吉川三国志では張魯漢中で五斗米教を案出した形で語られる一方、史実や一般的理解ではその源流を張陵(張道陵)らに求め、張魯は教団を継承・政治化した人物と位置づけられることが多いです。
「五斗米道」登場回数
合計: 0回
0 0 0 0 0 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前