孔伷

孔伷(こうちゅう)とは
後漢末の武将で、予州(現在の河南省周辺)の刺史を務めた人物です。吉川英治三国志』にも登場し、董卓を討つために袁紹のもとへ馳せ集った十八路諸侯のひとりとして名が記されています。
 
生涯について詳しい史料は少なく、演義や吉川版では大軍を率いた諸侯の一人として名前が挙がるにとどまります。つまり、劉備曹操のように劇的なエピソードが多く語られる人物ではありません。ただし、その出自と役職から見ても地方の有力者であり、乱世において一定の軍事力を動員できる立場にあったことは確かです。
 
吉川英治の小説では、孔伷は群雄の顔ぶれを際立たせる一人として描かれ、物語の主役ではないものの、後漢末の混乱に際して群雄割拠の様子を示す存在感を持っています。
「孔伷」の基本情報
総登場回数
1回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (1回登場)
「孔伷」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前