孔伷(こうちゅう)とは 後漢末の武将で、予州(現在の河南省周辺)の刺史を務めた人物です。吉川英治『三国志』にも登場し、董卓を討つために袁紹のもとへ馳せ集った十八路諸侯のひとりとして名が記されています。 生涯について詳しい史料...
韓馥(かんふく)とは 後漢末の群雄のひとりで、冀州牧を務めた人物。黄巾の乱や董卓の専横に対抗する過程で名を残した。 生涯 韓馥は冀州の牧として河北を統治していた。董卓が洛陽を牛耳ると、袁紹や劉岱らとともに反董卓連合に...
喬瑁(きょうぼう)とは 後漢末の人物で、冀州刺史を務めた。董卓の横暴に対抗するため、反董卓連合に加わった群雄の一人。 生涯 喬瑁は冀州の刺史として勢力を持ち、董卓が朝廷を牛耳るとこれに反発。袁紹を盟主とした十八路諸侯...
王匡(おうきょう)とは 後漢末の武将で、河内太守を務めた人物。董卓の横暴に反発し、反董卓連合に加わった群雄の一人。 生涯 王匡は河内郡の太守として勢力を持ち、董卓が都を掌握するとこれに強く反発。袁紹を盟主とした反董卓...
一 さて。――日も経て。 曹操はようやく父のいる郷土まで行き着いた。 そこは河南の陳留(開封の東南)と呼ぶ地方である。沃土は広く豊饒であった。南方の文化は北部の重厚とちがって進取的であり、人は敏活で機智の眼がするどく働...