宣城
冒頭
宣城(せんじょう)とは、江東(揚子江下流域)に属する城郭・地域名で、孫策の勢力拡大期において孫氏一門の拠点の一つとして位置づけられる土地です。孫策が曲阿から母と一族を迎えて「宣城に奉じ」たとされ、家族の安全確保と後方の安定を象徴する地として扱われます。
概要
吉川三国志では、宣城は戦場の最前線というより、孫策の根拠が江東に固まりつつある段階での「守るべき内側」の拠点として登場します。孫策は弟の孫権に周泰を付けて宣城の守備を命じ、母の居所としての意味合いも与えています。
歴史
宣城では、近郷の山賊や敗残兵が合流して夜襲をかける事件が起こり、孫権と周泰が防戦します。この戦いで周泰は孫権を救うため大勢を相手に奮戦し、全身に多数の負傷を負う重傷者となります。孫策は急ぎ宣城へ帰還し、周泰の治療のため虞翻の縁をたどって名医・華陀を招く経緯へつながります。
関連人物
史実との違い