王美人

王美人(おうびじん)とは
王美人は、後漢末期の霊帝の側室の一人であり、劉弁(少帝)の生母である。宮中における権力抗争の犠牲者となった女性である。
 
生涯
王美人は霊帝に寵愛され、やがて皇子劉弁を産んだ。劉弁は長子であったため、本来であれば皇太子となる資格を持っていた。
しかし、霊帝の寵愛が後に何皇后に移り、王美人は冷遇されることとなる。何皇后は自らの子(劉協、後の献帝)を皇太子に立てるため、王美人を嫉妬し、毒殺してしまった。
霊帝の死後、何皇后の実家である何氏が権力を握り、劉弁が即位して少帝となるものの、その母である王美人はすでにこの世にいなかった。
 
人物
王美人は歴史上、具体的な人物像の記録は少なく、主に「少帝の母」「何皇后に害された女性」として語られる。後漢末の宮廷内で、皇位継承をめぐる争いに巻き込まれた悲劇の存在である。
 
関連する人物
霊帝(夫)
劉弁(少帝、王美人の子
「王美人」の基本情報
総登場回数
3回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
桃園の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (3回登場)
「王美人」登場回数
合計: 3回
0 0 1 2 3 3 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
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