許収
許収(きょしゅう)とは
生涯
河北の士大夫として袁紹に仕え、同僚の田豊や沮授らとともに参謀の列に加わった。だが田豊や沮授が剛直に諫めて疎まれたのに対し、許収はむしろ袁紹の意向に沿うような発言をすることが多かったと伝わる。そのため主君から重用はされたが、戦略面では曹操に大きく劣り、官渡の戦いでは何の有効策も出せず、袁紹軍の敗北を防げなかった。
人物
穏和で人当たりはよかったが、戦略家としては力量不足と評されることが多い。結果として、田豊や沮授のように「正論を述べて退けられた悲劇の賢臣」ではなく、「袁紹に迎合したが敗戦を止められなかった人物」として語られることが多い。
関連する人物
・袁紹(主君)
「許収」の基本情報
総登場回数
1回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻
(1回登場)