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New Word水火
一 魏軍の一部は、次の日も出撃を試みた。その日も若干の戦果を挙げた。 以来、機をうかがっては、出撃を敢行するたびに、諸将それぞれ功を獲た。その多くは、葫芦の口へ兵糧を運んでゆく蜀勢を襲撃したもので、糧米、輸車、そのほかの鹵獲...
五丈原の巻
本文
三国志
諸葛氏一家
一 孔明の家、諸葛氏の子弟や一族は、のちに三国の蜀、呉、魏――それぞれの国にわかれて、おのおの重要な地位をしめ、また時代の一方をうごかしている関係上、ここでまず諸葛家の人々と、孔明そのものの為人を知っておくのも、決してむだではなか...
孔明の巻
本文
三国志
中山
中山(ちゅうざん/ちゅうさん)は、中国古代の地名・国名の一つとして、三国志やその時代背景にしばしば登場する。三国志の物語の中では、特に「中山靖王」や「中山王」などの爵位や王号で言及されることが多い。 中山は本来、戦国時代に現在の河北...
人名
三国志
蛍の彷徨い
一 何進の幕将で中軍の校尉袁紹は、何進の首を抱いて、 「おのれ」と、青鎖門を睨んだ。 同じ何進の部下、呉匡も、 「おぼえていろ」と、怒髪を逆だて、宮門に火を放つと五百の精兵を駆って、なだれこんだ。 「十常侍をみな...
本文
桃園の巻
三国志
女傑
一 孔明は五度孟獲を放した。 放つに際して、 「汝の好む土地で、汝の望む条件で、さらに一戦してやろう。しかしこんどは、汝の九族まで亡ぼすかも知れないぞ。心して戦えよ」といった。 弟の孟優も朶思大王も、同時に免した。...
出師の巻
本文
三国志
中部
三国志
地名