王匡

王匡(おうきょう)とは
後漢末の武将で、河内太守を務めた人物。董卓の横暴に反発し、反董卓連合に加わった群雄の一人。
 
生涯
王匡は河内郡の太守として勢力を持ち、董卓が都を掌握するとこれに強く反発。袁紹を盟主とした反董卓連合軍に参加し、関東の諸侯とともに兵を挙げた。
しかし連合軍の行動はまとまりを欠き、董卓を打倒するまでには至らなかった。王匡自身も大きな活躍は伝わらず、その後の史料から姿を消していく。
 
人物
剛直で義憤に駆られた人物とされるが、軍事的才能や強固な基盤には欠けていた。
 
関連する人物
袁紹劉岱孔伷らと並んで連合軍の一角を担ったが、主導権は袁紹曹操などに握られ、王匡の存在は脇役にとどまった。
 
吉川英治三国志での扱われ方
吉川版では、王匡は「反董卓連合の一人の太守」として名前が挙がる程度で、物語上大きな見せ場は与えられていない。史実同様、董卓打倒の気概を示しながらも大きな成果を残せなかった人物として描かれている。
「王匡」の基本情報
総登場回数
7回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (6回登場)
「王匡」登場回数
合計: 7回
0 1 3 4 6 1 桃園の巻 6 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前