喬瑁

喬瑁(きょうぼう)とは
後漢末の人物で、冀州刺史を務めた。董卓の横暴に対抗するため、反董卓連合に加わった群雄の一人。
 
生涯
喬瑁は冀州の刺史として勢力を持ち、董卓が朝廷を牛耳るとこれに反発。袁紹を盟主とした十八路諸侯の反董卓連合に参加した。
しかし彼自身の軍事的な働きやその後の行動については、史料に多くは残されていない。連合軍の諸将の一人として名が記されるのみである。
 
人物
地元の名士であり、刺史という高位の官職にあったことから、一定の名望を備えていたと考えられる。ただし政治力や軍事力において大きな影響を与える人物ではなかった。
 
関連する人物
袁紹を中心とした反董卓連合の一員として、劉岱王匡孔伷らと並び名が挙がる。
 
吉川英治三国志での扱われ方
吉川版では、反董卓連合の名簿に登場する人物の一人として短く触れられる程度で、物語上の役割は小さい。史実同様に、存在を示すにとどまる扱いである。
「喬瑁」の基本情報
総登場回数
8回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
望蜀の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (5回登場)
「喬瑁」登場回数
合計: 8回
0 1 2 3 5 1 桃園の巻 5 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前