程普(ていふ)とは 後漢末から三国時代にかけて活躍した武将で、江東の孫家三代(孫堅・孫策・孫権)に仕えた宿将。字は徳謀。 生涯 孫堅に従って反董卓連合軍に参加し、汜水関の戦いでは董卓軍の副将・胡軫を投げ槍で討ち取る功を挙げた。孫...
趙岑(ちょうしん)とは 後漢末期の武将で、董卓の配下として登場する人物。『三国志演義』や吉川英治『三国志』に描かれるが、史実では存在が不確かで記録がほとんどない。 生涯 董卓の命を受け、李蒙とともに一万の兵を率いて汜水関の守備に...
胡軫(こしん)とは 後漢末期、董卓の配下で華雄の副将として登場する武将。史実での記録はほとんどなく、『三国志演義』や吉川英治『三国志』で創作的に描かれる人物である。 生涯 董卓軍の将として登場し、汜水関の戦いでは華雄に従い副将の...
華雄(かゆう)とは 後漢末期、董卓配下の猛将として知られる人物。『三国志演義』や吉川英治『三国志』で描かれるが、正史においては記録が少なく、実在性についても議論がある。 生涯 董卓の将軍として登場し、虎牢関・汜水関の戦いで連合軍...
一 この暁。 洛陽の丞相府は、なんとなく、色めき立っていた。 次々と着いてくる早馬は、武衛門の楊柳に、何頭となくつながれて、心ありげに、いななきぬいていた。 「丞相、お目をさまして下さい」 李儒は、顔色をかえ...