仲翔

冒頭
仲翔(ちゅうしょう)とは、江東に出た学識ある士人で、会稽太守王朗に仕えたのち追放され、のちに孫策の政権に招かれて用いられる人物です。
 
生涯
会稽王朗に属したが、厳白虎との連携に固執する王朗に対し、厳白虎を捕えて孫策に献じ、時勢に沿って孫策と結ぶべきだと進言し、容れられず追放されます。
追放後は山野に身をひそめますが、孫策の側近(張昭の推挙があった旨が語られる)により捜索され、孫策の命で再び招かれます。
 
人物像
時勢を見て旧来の権勢よりも新興の孫策政権に理があると判断し、政治の方向性を理詰めで説くタイプの人物として置かれています。王朗に対しても遠慮なく意見し、結果として放逐される経緯が示されます。
 
関係人物
王朗とは主従関係にありながら政策的に対立し、進言がきっかけで追放されます。
孫策とは、周泰の重傷を救うための人材探索の中で名が挙がり、孫策自身も「探しだして用うべき人物」として認識します。
華陀とは親友関係として描かれ、仲翔が華陀を伴って孫策のもとへ赴き、周泰の治療につながります。
 
有名なエピソード
王朗に対し、厳白虎ではなく孫策と結ぶべきだと説き、激怒した王朗から「去れっ」と追放を命じられ、国外へ去ります。
また、虞翻(ぐほん)という名が仲翔を指すことが、孫策の口から明言されます。
 
史実との違い
史実では仲翔は虞翻の字で、孫権期に直言の士として知られ後年に遠地へ流される経緯があるのに対し、吉川三国志では王朗からの追放と孫策による登用、華陀との連携が早い段階で強調されます。
「仲翔」の基本情報
総登場回数
15回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
赤壁の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (14回登場)
「仲翔」登場回数
合計: 15回
0 3 7 10 14 0 桃園の巻 0 群星の巻 14 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 1 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前