何儀

冒頭
何儀(かぎ)とは、曹操の勢力圏で騒擾を起こした黄巾賊の残党側に属する賊将の一人です。吉川英治三国志』では、賊軍の敗走局面で名が挙がり、追撃戦の中で捕縛される存在として描かれます。
 
生涯
作中では、賊将の黄邵何曼らが討たれたり捕らえられたりする戦いののち、何儀は二、三百の手下を連れて葛陂の堤を逃走しますが、山間から出た旗印のない一隊の壮士に行く手を塞がれ、馬から蹴落されて縛り上げられます。
その後、何儀を追ってきた典韋が引き渡しを求める一方、捕らえた壮士はこれを肯かず、典韋と壮士の一騎討ちへ発展します。
 
関係人物
許褚は、何儀を生け捕った壮士として登場し、自ら「譙県許褚」と名乗って典韋と刃を交えます。何儀はこの対立の焦点となり、許褚曹操勢力と接点を持つ導線を形づくります。
典韋曹操配下の猛将として何儀を追撃し、捕縛者からの引き渡しを求めて対決に及びます。
 
有名なエピソード
逃走中の何儀が不意に現れた壮士に馬から蹴落され、即座に縛られる場面は、賊将としての末路と同時に、許褚典韋の遭遇と衝突を成立させる出来事として置かれています。
 
史実との違い
史実・演義では何儀は汝南方面の黄巾残党の首領格として語られることがあるのに対し、吉川三国志では許褚登場の端緒となる「賊将」「生け捕りの対象」としての役割が前面に出ます。
「何儀」の基本情報
総登場回数
12回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (12回登場)
「何儀」登場回数
合計: 12回
0 3 6 9 12 0 桃園の巻 12 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前