南華老仙

冒頭
南華老仙(なんかろうせん)とは、張角に道術の書を授けて黄巾党勃興の契機を作る、仙人として語られる人物です。張角が山中で出会った異相の道士が洞窟で三巻の書を授け、自らを南華老仙と名乗ったとされます
 
生涯
作中での直接の登場は、張角が薬草採取のため山に入った折の邂逅に限られます。南華老仙は張角を洞窟へ導き、「太平要術」という三巻の書を与え、天下の苦難を救うために用いるべきこと、私欲や悪心に傾けば天罰により身を亡ぼすことを戒めます 。その後、南華老仙は白雲となって飛び去り、以後は姿を現しません
 
人物像
人間社会から超然とした神仙として位置づけられ、術の授与と同時に強い倫理的警告を与える存在として描かれます。授ける知識や力が救済にも乱世の災因にもなり得ることを、張角本人に自覚させる役割を担います
 
関係人物
張角と直接に結びつきます。張角は南華老仙から受けた書を常に帯び、道衣を着て潔斎し、のちに符水などの術を用いて人々を集め、宗団化していきます
 
有名なエピソード
張角に「太平要術」三巻を授け、救民と布善を命じる一方、我意や栄耀に酔って悪心を起こせば天罰が下ると予告し、直後に白雲となって飛び去る逸話が核となります
 
有名なセリフ
「我は南華老仙なり」
 
史実との違い
吉川三国志では黄巾の起点に超自然的授与者として南華老仙を置くが、史実の張角像はこのような仙人との直接の遭遇譚を必須とはしない点が異なります。
「南華老仙」の基本情報
総登場回数
2回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
桃園の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (2回登場)
「南華老仙」登場回数
合計: 2回
0 0 1 1 2 2 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前