黄巾党

冒頭
黄巾党(こうきんとう)とは、後漢末に張角を中心に組織され、黄色い頭巾や黄旗を標章として各地で蜂起した武装集団です。張角が結髪を黄色い巾で包んだ風が全軍に広まり、党員の徽章となったことが起源として語られます 。
 
概要
作中では、張角が「大賢良師」を称し、その弟の張梁張宝がそれぞれ天公将軍地公将軍と称され、配下に大方・小方などの部将層を置く階層的な編成をとります 。黄巾軍は「蒼天已死 黄夫当立 歳在甲子 天下大吉」の宣文を掲げ、これを歌として流布させて勢力を拡大したとされます 。
 
意味
黄巾」は党徒が黄色い巾を身につける点に由来し、民衆が黄巾賊を識別する象徴としても描かれます 。
 
当時の文脈での使われ方
勢力は青州幽州徐州冀州荊州など諸州へ広がり 、各地で官吏の逃散や帰順、住民への威圧が語られます。門戸に「大賢良師張角」と記した黄符を貼らせ、服従の標識とする描写もあります 。また、跋扈の結果として掠奪や殺害が常態化し、党の統制手段と結びつけて述べられます 。
 
関連人物
張角が病没すると官軍が総攻撃に転じ、張角の首級が洛陽へ送られた経緯が示され、張宝張梁もそれに連なる存在として扱われます 。黄巾鎮圧後も残党の蜂起が続くことが言及されます 。
 
史実との違い
吉川三国志では黄巾党を賊党としての組織性や標章、歌による煽動、残党蜂起までを強く押し出す一方、史実や演義では宗教結社としての側面や地域差などの叙述比重が異なる場合があります。
「黄巾党」登場回数
合計: 9回
0 2 4 6 9 9 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前