司馬昭

冒頭
司馬昭(しばしょう)とは、魏の重臣・司馬懿(仲達)の次男で、兄の司馬師とともに父の麾下で行動し、魏軍の対蜀作戦に従って名を見せる人物です。司馬懿が宛城で閑居していた時期、師・昭の兄弟は父に近侍し、兵書に通じた胆大智密の若者として述べられます。
 
生涯
父・司馬懿が出廬を促される以前から、司馬昭は兄とともに父の身辺にあり、朝廷からの召命を待つ父に対して「きっと来る。近いうちにきっとお召しが来る」と断言し、司馬懿に麒麟児と評されます。
のち祁山方面の戦いなどで、司馬昭は司馬師とともに父の指揮下で軍を率い、奇襲行動に随行し、魏延の軍と対する局面にも臨みます。
 
人物像
父の顔色を察して問いかけ、状況を前向きに断じる言動が示されます。 また戦場では兄とともに逸り立つ気性を見せ、父から進軍の危険を諭されて制止される場面があり、若さと積極性、そして父の判断に従う立場が併記されます。
 
血縁
父は司馬懿(仲達)、兄は司馬師で、司馬昭は次男として描かれます。
 
関係人物
司馬懿の作戦行動に常に近く、司馬師と並ぶ「二子」として父の軍議・進退に加わります。 蜀の魏延と遭遇する局面では、父子の奇襲部隊の一員として配置されます。
 
有名なエピソード
宛城で隠棲する父に、召命が近いと断言して父を刮目させ、司馬懿がわが子を麒麟児と称する契機となります。
 
有名なセリフ
「それならば、くよくよする事はありませんよ。きっと来る。近いうちにきっとお召しが来る」
 
史実との違い
吉川三国志では司馬昭は主として司馬懿の「二子」の一人として北伐戦線での随行・補佐に比重が置かれ、史実や演義で強調されやすいのちの魏政権中枢での権力掌握過程とは扱いの重心が異なります。
「司馬昭」の基本情報
総登場回数
11回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
五丈原の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
五丈原の巻 (11回登場)
「司馬昭」登場回数
合計: 11回
0 2 5 8 11 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 11 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前