子烈

冒頭
子烈(しれつ)とは、呉の武将・陳武(ちんぶ)の字(あざな)です。陳武盧江松滋(現在の安徽省安慶付近)の出身とされ、同郷の周瑜と縁があって孫策の軍に合流した人物として語られます。
 
生涯
孫策江東へ勢力を伸ばす途上、陳武周瑜とのつながりを背景に孫策軍へ加わり、劉繇の留守城を攻めてこれを陥落させ、劉繇軍の後背を衝く一因となります。
また孫策涇県攻略では、決死隊を率いて夜陰に乗じ城壁へ取りつき、城内への放火工作を行う役として名が挙がり、実際に指揮を執っています。
孫権の代にも軍中の一将として登場し、魏の城(※本文では「えんじょう」城)攻略の陣容に加えられています。
 
人物像
大軍の正面戦だけでなく、少人数の潜入や夜襲など、危険度の高い任務に用いられる将として位置づけられます。涇県攻めでは陳武の配下に「決死隊」が募られ、城壁攀(よ)じ登りの先頭に立って作戦を進めています。
 
関係人物
周瑜とは同郷で、これが孫策軍参加の背景として示されています。
孫権の命を受け、潘璋とともに劉備一行追撃の将として派遣される場面もあり、呉の軍令系統の中で実務的に動く将として描かれます。
 
有名なエピソード
劉繇の本城攻略では、孫策軍の一部と合流して留守城を急襲し、戦局の転回に関与します。
涇県では無月の夜に城壁下へ忍び寄り、単身でよじ登って綱を垂らし、城内攪乱の足がかりを作ります。
 
史実との違い
吉川三国志では「陳武、字を子烈」と明示して呼び分けますが、字が子烈である点自体は史実・演義でも同様に伝えられます。
「子烈」の基本情報
総登場回数
1回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
草莽の巻 (1回登場)
「子烈」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前