白耳兵
冒頭
概要
白耳兵は、主君の身辺警護や中軍の守備など、戦場でも政庁でも枢要の位置に配される性格の兵として語られます。劉備が「大耳児」と呼ばれるほど耳の大きい人物として描かれることがあり、この「耳」の強い連想から、白耳兵の名も劉備の直属兵であることを示す呼称として理解されやすい語です。
意味
「白耳」の語源には諸説あり、兵の出自や服飾上の標識(耳に関わる白い飾り・標章)に由来するとみる説、あるいは呼称としての象徴性を重視する見方があります。いずれの解釈でも、一般兵とは区別された集団を指す点が要諦です。
関連人物
白耳兵は、伝承上、蜀の武将である陳到(ちんとう)と結びつけて語られることが多く、陳到がこの種の精鋭を率いたという理解が広く行われます。
史実との違い