耿武

冒頭
耿武(こうぶ)とは、冀州である韓馥の配下として政務を担った長史で、袁紹冀州介入に強く反対し、主家を守るために行動した人物です。
 
生涯
袁紹公孫瓚の脅威を口実に冀州へ勢力を伸ばそうとすると、韓馥配下の多くが袁紹を迎える意見に傾く中、耿武はただ一人これを非として諫めました。
しかし意見は容れられず、耿武は官を捨てて姿を隠しつつも、袁紹冀州へ入る機会を待ち、途上で刺殺して危機を救う覚悟を固めます。
 
人物像
韓馥への忠節を優先し、合議の空気に抗して直言し、なお退いても主家の没落を看過しない姿が、忠諫の臣として位置づけられます。
 
関係人物
韓馥幕僚として仕え、冀州を掌握しようとする袁紹と対立しました。耿武の襲撃は袁紹の配下の顔良に阻まれます。
 
有名なエピソード
袁紹の行列が冀州へ入る途上、耿武は剣を取って馬前へ迫り、「汝、この国に入るなかれ」と叫んで襲いかかります。
侍臣に阻止され、顔良に斬られたのちも「無念」と言い、剣を袁紹へ投じますが、剣は楊柳の幹に突き刺さり、袁紹の入州は阻めませんでした。
のちに韓馥は、耿武の忠諫を思い当たって悔いることになります。
 
有名なセリフ
「汝、この国に入るなかれ」
「やんぬる哉」
「無念」
 
史実との違い
吉川三国志では袁紹入州の途上で耿武が単身襲撃して顔良に斬られる形で描かれる一方、史実・演義では耿武の動静はより簡略に扱われ、襲撃の経緯や場面構成が異なる場合があります。
「耿武」の基本情報
総登場回数
9回
活動期間
1巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
群星の巻
最も活躍した巻
群星の巻 (9回登場)
「耿武」登場回数
合計: 9回
0 2 4 6 9 0 桃園の巻 9 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前