顔良

顔良(がんりょう)とは
後漢末の武将で、袁紹に仕えた猛将。文醜と並んで袁紹軍の双璧と称された。
 
生涯
河北袁紹配下で勇名を馳せ、武勇を誇った。官渡の戦いの前哨戦である白馬の戦いでは先鋒を任されるが、曹操軍の関羽に討ち取られた。これにより袁紹軍は大きな打撃を受け、関羽の武名を天下に轟かせる結果となった。
 
人物
勇猛果敢で、正面突破を得意とした典型的な猛将。冷静さには欠けるとされるが、その豪胆さは袁紹軍の士気を支えるものであった。
 
関連する人物
袁紹(主君)
文醜(同僚にして双璧と称された勇将)
関羽白馬の戦いで討たれた相手)
 
有名なエピソード
白馬の戦いにおいて、関羽と一騎討ちとなり、あっという間に斬られた。この一戦関羽の勇名は中原に響き渡り、後に「五関六将」の大活躍への伏線となった。
 
吉川英治三国志』での扱い
吉川版では、顔良は袁紹軍の華やかで強力な将として登場するが、関羽に瞬時に斬られる場面が強烈に描かれる。勇猛な将が一刀のもとに倒れることで、関羽の武勇を際立たせる象徴的な役割を担っている。
「顔良」の基本情報
総登場回数
72回
活動期間
4巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
望蜀の巻
最も活躍した巻
臣道の巻 (52回登場)
「顔良」登場回数
合計: 72回
0 13 26 39 52 0 桃園の巻 14 群星の巻 0 草莽の巻 52 臣道の巻 4 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約1ヶ月前