鄧城

冒頭
鄧城(とうじょう)とは、荊州北部の要地として扱われる城塞で、小説中では河南省の鄧県に比定されている地名です。
 
概要
孫堅軍が劉表方と対する際の前線拠点として現れ、敗走した黄祖が城内へ逃げ込む退路ともなります。黄祖は戦場から「一つの河をわたり、鄧城の内へ逃げ入った」とされ、ここで劉表方の戦線崩壊が決定的になったことが示されます。
 
歴史
孫堅の長男孫策は初陣の先駆けとして、夜明け前に兵船を率い「敵の鄧城へ攻めかかっていた」と記され、鄧城が水上戦力の進出目標になっていたことが分かります。 その後、孫堅本隊が続いて鄧城方面へ向かい、劉表方は黄祖を大将として沿岸に防禦陣を布くため、鄧城周辺が水陸の接点として作戦上重要であったことがうかがえます。
 
関連人物
黄祖は敗北後に鄧城へ退き、孫策はこれを追撃して城へ迫ります。 孫堅孫策の安全を案じつつ、鄧城方面へ急行して戦線を主導します。
 
吉川三国志での扱いと史実や演義との違いとして、孫堅黄祖の衝突自体は広く語られる一方、鄧城の位置づけや強調の度合いは作品ごとに異なります。
「鄧城」登場回数
合計: 4回
0 1 2 3 4 0 桃園の巻 4 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前