河南省

冒頭
河南省(かなんしょう)とは、中国の黄河中下流域に位置する地域で、三国志の時代には洛陽許昌許都)をはじめとする要地を含み、後漢末から魏の政権運営と軍事行動の中心となった土地です。
 
概要
作中で河南省域として示されるのは、汝南潁川許昌)などの郡国、許州(許都周辺)、黄河の渡河点である滑州、洛陽近傍の関所である箕関などで、いずれも人馬・物資・情報の集散にかかわる地点として扱われます。
 
歴史
後漢の都洛陽黄河流域の政治・文化の核であり、周辺の河港や市が都の需要を支える流通の結節点となります。 また、献帝洛陽へ還幸する過程で箕関(河南附近)が出るように、洛陽周辺は戦乱期においても天子の所在と直結する戦略空間でした。
曹操汝南から潁川許昌)一帯を兵站の場として押さえ、のちに許昌へ迎えた献帝を奉じて許都の体制を整え、政権基盤を固めます。
 
関連人物
曹操汝南潁川方面を席巻し、黄巾残党の討伐と糧確保を結びつけて兵力を養います。 袁紹汝南汝陽の名門出身として登場し、中央政局での発言力の背景としてその出自が示されます。
関羽の移動でも、許州周辺や滑州(黄河河港)など河南省域の地点が、関門突破と渡河をめぐる局面の舞台になります。
 
史実との違い
河南省という呼称は後世の行政区分であり、三国志の時代の実際の区画は州・郡県(例:豫州司隷や各郡)によって把握されます。
「河南省」登場回数
合計: 38回
0 2 5 7 10 4 桃園の巻 7 群星の巻 7 草莽の巻 7 臣道の巻 10 孔明の巻 1 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 2 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前