陛下

冒頭
陛下(へいか)とは、中国の皇帝など最高君主に対して用いられる敬称です。
 
概要
語源は本来、宮殿の階段の下を指す陛下という場所を介して君主に奏上するという宮廷作法に由来し、直接に君主を呼ぶことを避ける婉曲表現として成立したとされます。転じて、皇帝その人を指す敬称として定着しました。
 
意味
漢代をはじめとする帝国の政治秩序では、天子である皇帝が国家の最高権威であり、陛下はその皇帝の威徳と統治権を前提に用いられる呼称です。臣下が上奏・拝謁の場で口にするほか、詔勅や奏章などの文言でも用いられ、君臣関係の上下と礼制を明確にする役割を持ちます。
 
使われ方
三国時代の前提となる後漢末には、献帝が皇帝として在位し、朝廷の名義上の中心に位置づけられるため、臣下や諸勢力が献帝を指して陛下と称する用法が現れます。また、皇帝以外の王や諸侯には本来別の敬称が使われるのが原則で、陛下は皇帝に属する尊称として区別されます。
 
史実との違い
吉川三国志での陛下の用法は、皇帝への敬称という基本において史実や演義の一般的理解と大きく異なりません。
「陛下」登場回数
合計: 75回
0 10 21 31 42 2 桃園の巻 4 群星の巻 10 草莽の巻 11 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 1 図南の巻 42 出師の巻 5 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前