文鴦

冒頭
文鴦(ぶんおう)とは、魏から西晋へ移る動乱期に活躍した武将で、勇猛な突撃で名を知られた人物です。
 
生涯
父は魏の将・文欽で、司馬氏(司馬師司馬昭)が実権を強めるなかで起きた寿春方面の反乱に連座して戦場に立った。反乱軍の一員として、夜襲・奇襲の働きで司馬師を窮地に追い込んだと伝えられ、これが文鴦の名声の中核となった。その後、政局の推移に応じて帰順・転戦を重ね、最終的には晋の武将として戦役に関わったとされる。
 
人物像
個人武勇と機先を重んじ、少数で敵中へ斬り込むような戦い方で語られることが多い。一方で、当時の政治・軍事の主導権が曹魏から司馬氏へ移る過程に位置するため、主君や陣営の変転と切り離しては理解しにくい人物でもある。
 
血縁
父は文欽。父子が同じ政争・反乱の当事者として扱われる点が特徴である。
 
関係人物
司馬師司馬昭(魏の実権者として反乱鎮圧の対象となった)、文欽(父として同陣営に立った)などが主要な関係者となる。
 
有名なエピソード
寿春方面の反乱で、夜襲によって司馬師の中軍を脅かした逸話が代表的に挙げられる。
 
史実との違い
吉川英治三国志』は諸葛孔明の死(五丈原)前後までを大きな区切りとして叙述しており、孔明の諡号や遺物に触れて物語が収束するため 、その後の魏末〜晋初の人物である文鴦は作中に登場しない。
「文鴦」登場回数
合計: 0回
0 0 0 0 0 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前