曹洪
曹洪(そうこう)とは
生涯
曹操の挙兵当初から従い、常に軍の中核を担った。官渡の戦い、赤壁の戦いなど主要な戦役に参加し、数々の武功を立てた。特に曹操が窮地に陥ったときに、自らの馬を与えて救った逸話は有名である。魏建国後は車騎将軍にまで昇進したが、晩年は法に触れて爵位を失った。
人物
剛勇にして義に厚い性格で、曹操からも信頼された。特に「主君の危難を顧みない忠義の将」としての姿が際立つ。
関連する人物
・曹操(従兄であり主君。危機を救ったことで厚く信任された)
有名なエピソード
吉川版では曹操の忠臣として登場し、命をかけて主君を守る姿が描かれる。戦場で馬を差し出す場面は、曹洪の忠義を象徴する印象的なエピソードとして描かれている。
「曹洪」の基本情報
総登場回数
106回
活動期間
8巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
出師の巻
最も活躍した巻
望蜀の巻
(32回登場)