洛陽船

冒頭
洛陽船(らくようぶね)とは、後漢の都洛陽から黄河を下り、沿岸の村落や小都市に寄港して交易を行う商船です。
 
概要
洛陽には霊帝の居城が置かれ、珍しい物産や文化的な産物が集積し各地へ流通するとされ、洛陽船はその流通を担う存在として位置づけられます。沿岸では入港に合わせて市が立ち、仲買人や物売りが集まって取引が行われます。
 
意味
作中では、ふつうの客船・貨船と区別され、紅い旗を多数掲げ、船楼を彩色した船として示されます。
 
使われ方
洛陽船の入港は交易機会である一方、商人や仲買人の宿泊が盗賊に狙われる契機にもなり、黄巾賊が「洛陽船を的に」襲撃したことが語られます。
 
史実との違い
吉川三国志では「洛陽船」を定期的に来航する象徴的な呼称として用い、都の物資・文化の地方流通を一つの船に集約して示す点に、史料的記述との差が生じうるといえます。
「洛陽船」登場回数
合計: 11回
0 2 5 7 10 10 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 1 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前