白旄
冒頭
概要
「旄」は本来、旗竿や武具の先に付ける長い毛飾りを指し、白色のものが白旄です。軍の主将や親衛が捧持し、軍議・盟約・祭礼などの場で、指揮権や正統性を示す標章として配置されます。袁紹が盟主に推された壇上の式では、白旄が黄鉞・兵符・印綬と同列に捧げられ、連合軍の統率権を具えるための具として扱われます。
用法
作中では、戦場そのものよりも、主帥の周辺や儀式空間を構成する道具として描写されやすい用語です。たとえば、皇帝の行軍では「白旄黄鉞」が帝座近くを守る儀仗として挙げられ、軍の中枢がどこにあるかを示す目印にもなっています。 また、孔明の祈祷の壇場でも、白旄を持つ兵が護衛として列し、祭儀の秩序を担保する装置として置かれます。
関連人物
史実との違い