薛礼城

冒頭
薛礼城(せつれいじょう)とは、吉川英治三国志』で、孫策軍の急追を受けて敗走した劉繇方の残兵の一部が逃げこんだ城塞として現れる地名です。敗走兵が「薛礼《せつれい》城へ逃げこんだ」と記されます 。
 
概要
作中では、江東孫策が勢力を伸ばしていく過程の一場面に登場し、野戦で崩れた部隊が籠城して立て直しを図るための退避先として位置づけられています 。
 
歴史
薛礼城が言及される前段では、劉繇秣陵南京付近)へ退こうとする中で孫策の夜襲を受け、さらに戦況が連続して動くさまが描かれます。その混乱の中で、散兵の一部が薛礼城へ入ったことが示され、孫策は機動的に軍を転じて別方面の敵に当たります 。
 
関連人物
孫策劉繇が主要な関係者として同場面に登場し、劉繇方の将として干糜樊能などの名も併記されます 。
 
史実との違い
薛礼城は作中では具体的な城として扱われますが、三国時代の主要史料や一般的な演義で広く知られる著名な城地としては位置づけが明確でないため、吉川作品上の表記・比重と史実(あるいは流布する演義の叙述)とで扱いが一致しない可能性があります。
「薛礼城」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約6時間前