街亭

冒頭
街亭(がいてい)とは、蜀が祁山方面へ出兵する際に補給と進軍路を支える要道の要地で、諸葛亮が「我が咽喉に等しい」とまで位置づけた地点です。
 
概要
吉川英治三国志』では、街亭は「要道の咽喉」として、敵軍の往来を遮断し進攻路を確保することが主目的とされ、諸葛亮は地図を広げて陣取りの法を説き、守備の徹底を命じています。
 
歴史
街亭は「街亭の役」と呼ばれる戦いの舞台となり、蜀軍の馬謖が守将として派遣されました。 馬謖は麓で要道を押さえるより山上に陣する方針を固持し、王平が麓に布陣して異議を唱える形で軍中の配置が分かれます。 これに対し魏の司馬懿は蜀軍が「絶地に陣をとり」自ら不利を招いていると見て、水の手を断つ策を要とし、張郃らを動かして連絡路と水汲みの通路を遮断し、街亭山麓を包囲します。 結果として蜀は水断ちで困憊し、総攻撃で潰乱混走に及んで大敗します。
 
関連人物
蜀側は守将の馬謖と副将王平が中核で、後詰として魏延高翔が救援に動きます。 魏側は司馬懿が全体を指揮し、張郃が麓の遮断・攻撃に関与します。
 
史実との違い
吉川三国志での扱いと史実や演義との違いとして、街亭敗戦の要因を「水の手」を断たれたことに強く集約して描き、司馬懿の用兵と馬謖の布陣選択の失策を対照させる叙述が前面に置かれます。
「街亭」登場回数
合計: 45回
0 11 22 33 45 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 45 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前