向寵

冒頭
向寵(しょうちょう)とは、蜀漢に仕え、宮中の禁軍にあたる御林軍を統率した武将です。諸葛亮が北伐で成都を留守にするに際し、御林軍の司として「近衛大将」に任じられ、後主劉禅の身辺警護と宮城の守備を託された人物として描かれます 。
 
生涯
諸葛亮が出征準備のため成都で人事を整えた際、郭攸之・董允・費褘を侍中として宮中の政務に配し、軍事面では向寵を近衛大将として留守の守りに据えています 。また諸葛亮の上奏文中では、向寵が先帝劉備に試用されて能力を認められ、軍中のことを大小となく相談すべき将として挙げられています 。
 
人物像
向寵は、宮中に近い軍権を預かるに足る「忠誠の人々」の一人として位置づけられます 。さらに諸葛亮は、向寵について「性行淑均、軍事に暁暢」だとして、禁軍統率の適任である旨を述べています 。
 
関係人物
諸葛亮は、北伐の留守中に劉禅を支える体制として、宮中政務に郭攸之・董允・費褘を置き、軍事の要として向寵に御林軍を任せています 。上奏文では「先帝これを能とのたまえり」として劉備の評価にも触れられます 。
 
有名なエピソード
諸葛亮の出征直前、成都における留守体制を確立する場面で、向寵は「御林軍の司」として抜擢され、宮城防衛の責任者となります 。また上奏文中で、軍営の諸事を向寵に諮るべきだと明言され、禁軍統率者としての位置が制度的に示されます 。
 
史実との違い
吉川三国志では向寵を「尚寵」と表記しており、同一人物の異表記として扱われています 。
「向寵」登場回数
合計: 0回
0 0 0 0 0 0 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前