張虎

冒頭
張虎(ちょうこ)とは吉川英治三国志』に登場する武将名で、作中では同名の人物が複数の文脈で現れる。
 
生涯
一人目の張虎は荊州方面で黄祖の配下として描かれ、鄧城へ退いた黄祖が張虎・陳生を左右の将として孫堅軍に反撃した場面に出る。乱戦で張虎は韓当に挑まれ、陳生が助太刀に入るが、孫策の矢で陳生が倒れ、張虎は追撃されて韓当に討たれたとされる 。また別の箇所では、江夏で張虎・陳生が掠奪や暴行から叛乱を起こし、劉備玄徳)が討伐して鎮定し、張虎の首を献じた旨が述べられる 。
 
二人目の張虎は「張遼の子」と明記され、魏の郭淮が蜀軍を誘う策を布く際、楽進の子の楽綝と並んで先鋒に据えられた若手将として登場する 。
 
人物像
黄祖配下としての張虎は、孫堅軍を罵倒しつつ本陣へ突くなど、前線で働く勇将として扱われる 。張遼の子としての張虎は、名将の子が先鋒に用いられる例として配置され、作戦運用の一駒として描かれる 。
 
血縁
張遼の子である張虎が示される 。
 
関係人物
黄祖陳生孫堅孫策韓当劉備玄徳) 。郭淮張遼、楽綝 。
 
有名なエピソード
孫策の矢で陳生が倒れた直後、張虎が逃れようとして韓当に討たれる顛末 。江夏の乱で張虎・陳生が叛乱を起こし、劉備が討伐して首を献じる経緯 。
 
史実との違い
同名の張虎が、黄祖配下として戦死する人物と、張遼の子として後年に現れる人物の二系統で用いられている点が、作中上の扱いとして注意を要する 。
「張虎」の基本情報
総登場回数
22回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
群星の巻
最終登場
五丈原の巻
最も活躍した巻
五丈原の巻 (12回登場)
「張虎」登場回数
合計: 22回
0 3 6 9 12 0 桃園の巻 6 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 4 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 12 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前