桃園

冒頭
桃園(とうえん)とは、劉備関羽張飛の三人が義兄弟の盟約を結んだ、桃の木が植わる園地のことです。劉備の母が「桃園の花が真盛り」だから園中に席を敷こうと提案し、三人は園を清めて祭壇を設け、酒と誓約によって結義を固めました 。
 
概要
吉川三国志では、桃園は特定の都市名というより、村に付属する共同の園として描かれ、日ごろは掃除もされない場所を劉備の母が掃き清め、席や用具を整える場面が置かれます 。この結義は以後「桃園の誓い」「桃園の盟」として、当人たちの行動規範や相互の信義を指す言い回しとして反復されます 。
 
歴史
桃園での盟約は、国家に報い民を救う志を三人一体で担う誓いとして成立し、物語の後半でも関羽の進退や劉備張飛の対呉姿勢などを正当化する根拠として参照されます。たとえば「桃園のちかいを破る」ことが道義的な罪として語られ 、劉備張飛を諭す際に「桃園に義を結んで…誓い合った仲」と盟約を想起させます 。
 
関連人物
劉備関羽張飛が中心で、彼らと交渉する人物も「桃園の誓い」を三人の節義の根拠として知るものとして登場します 。
 
史実との違い
桃園での結義は主に演義系の伝承として著名で、正史三国志に同様の誓盟が明確な史実として記される形ではない点が、史実との相違として挙げられます。
「桃園」登場回数
合計: 41回
0 3 7 11 15 15 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 6 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 1 望蜀の巻 7 図南の巻 11 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前