武徳皇帝
冒頭
概要
中国の皇帝・王侯には、死後にその生前の事績や徳目を評価して贈る諡号があり、「武徳」は武功と徳治の双方をたたえる語として用いられます。小説中では、魏の成立を内外に示す手続の一環として、曹操を皇帝位の祖と位置づける意図で「太祖」と併記されます。
意味
武徳は、武力による制圧や軍略のみならず、秩序の回復・民の保護といった統治の正当性を「徳」で裏づける表現です。王朗が孔明との論戦で魏の正統性を説く際、魏を興した「太祖」を持ち出して徳と天命を強調する文脈にもつながります。
関連人物
史実との違い