蒙古
冒頭
概要
吉川英治『三国志』では、黄河上流の外縁に広がる高原・草原世界として位置づけられ、涼州が「蒙疆に境する」地であり、住民や軍勢に蒙古系の血が交じる土地柄として説明されます 。また、北方から吹く乾いた風を「蒙古風」と呼ぶ用例もあり、内地とは異なる気候・風土の象徴として用いられます 。
歴史
作中での蒙古は、漢末の中原政権の統制が及びにくい周縁世界であり、騎馬・弓槍に長じた強兵を生む背景として語られます 。この高原・部族圏は、敗者が身を潜めて再起を図る場所ともされ、馬超が曹操への復讐を誓って「蒙古族の部落にふかくかくれて」兵力を養い、のちに「蒙古高原にあらわれて」軍を率いる筋立てが置かれています 。
関連人物
史実との違い