八百八屍将軍

冒頭
八百八屍将軍(はっぴゃくはっししょうぐん)とは、張飛(字は翼徳)の武勇を示す綽名です。半日の戦いで「八百八屍の死骸を積」んだという伝承に基づき、黄巾賊を戦慄させた勇名として語られます。
 
概要
吉川英治三国志』では、関羽(字は雲長)が張飛を捕らえようとする兵に対し、張飛の力量を説明して威圧する文脈でこの綽名が示されます。張飛幽州鴻家に仕えていた頃、丈八の蛇矛を振るって黄巾賊の大軍に斬り込み、多数の屍を積んだとされます。
 
意味
語の中心は「屍将軍」で、多数の敵兵を討ち取って屍を築くほどの猛将、という誇張的な称揚を含みます。数詞の「八百八」は、具体的戦果の断定であると同時に、常人離れした戦闘力を数量で可視化するための言い方として機能しています。
 
関連人物
張飛が綽名の対象であり、関羽がその勇名を引いて周囲を制する役割を担います。いずれも劉備の陣営に属する人物として、初期の混乱期における私的武勇と集団統制の関係が示されます。
 
史実との違い
張飛の戦闘で「半日の合戦に八百八屍」を積んだという具体的数値の綽名は、史書の定型的記述というより、武勇を誇張して示す物語的要素として扱われます。
「八百八屍将軍」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 1 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約5時間前