淳于瓊

冒頭
淳于瓊(じゅんうけい)とは袁紹軍の将で、官渡の戦い河北軍の兵糧拠点である烏巣の穀倉守備を任された人物です。烏巣都に「河北軍の生命をつなぐ穀倉」があるとして、審配の進言を受けた袁紹が、淳于瓊を大将に約二万余騎を急派しています。
 
生涯
烏巣守備の任に就くが、作中では「生来の大酒家」で「躁狂広言のくせがある」とされ、配下の呂威・韓筥子・眭元らが内心で不安を抱く人物として描写されます。
許攸の投降がもたらした情報により、曹操烏巣守備の脆弱さを見抜き、偽装した軍勢で夜襲を敢行します。 淳于瓊は夜襲当夜も酒宴に耽っていたところを急襲され、烏巣は火の海となり、守備隊は降伏・逃亡・戦死に崩れ、本人も捕縛されます。
捕えられた淳于瓊は、曹操により鼻と耳を削がれ、その姿のまま袁紹のもとへ送られ、袁紹は怠慢を責めて即座に斬首します。
 
人物像
烏巣が要害であることに安じて規律を弛め、守備将としての統率や警戒を欠く一方、敗北の責任を一身に負う形で処断され、官渡戦局の崩壊と袁紹陣営の動揺を象徴する存在として位置づけられます。淳于瓊の斬首は袁紹の幕将たちに「いつ、自分の身にも」という不安を生じさせています。
 
関係人物
袁紹の命で烏巣守備を担い、進言者として審配が前段に置かれます。 配下として呂威・韓筥子・眭元らが挙げられ、夜襲時には趙叡が討死し、眭元は行方知れずとされます。 また、烏巣急援に向かった蒋奇軍へ、淳于瓊の敗残兵を装った曹操軍が混入する展開が続きます。
 
有名なエピソード
烏巣夜襲の最中、淳于瓊が異変に気づいて飛び出し「夜討だ」と叫ぶが防戦が間に合わず、糧秣の焼失と自身の捕縛に至るくだりが中心的事件です。
 
有名なセリフ
「あっ、夜討だっ」
 
史実との違い
吉川三国志では曹操に耳鼻を削がれて袁紹へ送られ、袁紹が斬る経過を取りますが、史実や一般的な伝承では烏巣曹操軍に敗れて殺害・処刑されたとされ、送還の扱いは一致しません。
「淳于瓊」の基本情報
総登場回数
13回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
孔明の巻
最も活躍した巻
孔明の巻 (11回登場)
「淳于瓊」登場回数
合計: 13回
0 2 5 8 11 1 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 11 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前