冒頭
鄴(ぎょう)とは、後漢末から魏にかけて華北の要地となった冀州大城郭で、作中では鄴城・鄴都として現れる都市です。
 
概要
冀北一帯を押さえる軍事・政治の拠点であり、袁紹勢力の本拠としての性格と、のち曹操河北平定後に整備して魏の中枢機能を集めていく性格を併せ持ちます。鄴城は「北国随一の要害」とされ、攻防戦では堅城ぶりが強調されます。
 
歴史
袁紹の死後、袁尚が鄴城に拠って審配らが守備にあたります。 曹操は鄴城へ総攻撃を加え、昼夜七日に及ぶ攻城でも落ちないほどの防戦が描かれます。
のち曹操は鄴に大規模な造営を行い、漳河のほとりに銅雀台を築き、諸州の将や百官を招く祝賀の場ともなります。 さらに鄴都の魏王宮が整えられ、許都から官人が移され「都は鄴都にあるようなもの」と受け取られる状況も示されます。
 
関連人物
曹操は鄴に銅雀台を築き、曹丕曹植(曹子建)を鄴城に留めて工事・整備を担わせます。 袁尚は鄴城を拠点にし、審配籠城戦曹操軍を支えます。  また曹丕は父の死に際して鄴都にあり、魏王宮で柩を迎える場面が置かれます。
 
史実との違い
吉川三国志では、鄴を許都と並ぶ魏の政治的中心として強く位置づけ、銅雀台・魏王宮の造営と機能集中が前面に出る。
「鄴」登場回数
合計: 37回
0 4 8 12 16 0 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 12 孔明の巻 0 赤壁の巻 2 望蜀の巻 16 図南の巻 6 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前