相国

冒頭
相国(しょうこく)とは、皇帝を補佐して政務の中枢を統べる最高位級の官職です。吉川英治三国志』では、董卓献帝擁立後に自らを相国に封じ、百官の任免を独断し、宮中でも沓をはき剣を帯びて殿上を横行する権勢の標識として描かれます 。
 
概要
相国は、朝廷の政務を統轄する宰相格の地位として用いられ、作中では「司徒」「太尉」「司空」など三公級の重臣人事と並べて示され、相国がそれらの上位に立つ配置として扱われています 。また董卓は自らを太政相国とも称し、天子の後見を任じて諸大臣の上に位したとされます 。
 
意味
作中の用例では、相国は実質的な政権担当者を指す称号として機能します。董卓に対して配下が「相国、ご命令通り」と命令主体として呼びかける場面があり 、官名がそのまま統治権力の所在を示す呼称になっています。
 
関連人物
董卓は即位儀礼後に自ら相国となって朝廷を掌握します 。また後段では、曹丕が魏王位を継いだのち、華歆が功によって相国となる例が示され、政権交代後も最高位級の官として用いられることが分かります 。
 
史実との違い
吉川三国志では相国と丞相の呼称が近接して用いられ、董卓の府を相府・丞相府としても記すなど官名運用が整理されていない箇所がある点が、史実の官制理解とはずれる場合があります 。
「相国」登場回数
合計: 56回
0 6 12 18 25 25 桃園の巻 18 群星の巻 3 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 2 赤壁の巻 2 望蜀の巻 1 図南の巻 5 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前