虎牢関の三戦

冒頭
虎牢関の三戦(ころうかんのさんせん)とは、董卓軍が洛陽南方の要害虎牢関に拠った際、関前の野戦で呂布劉備関羽張飛の三人を相手に激闘し、のちにこの一日の戦いを指して呼ばれる呼称です。
 
概要
虎牢関は「南へ五十余里」の天険で、董卓が本陣を置き、呂布に精兵を与えて関外の前衛を担わせたとされます。 戦闘はまず張飛呂布と馬上で渡り合い、長く続いた打ち合いののち関羽が加勢し、さらに劉備も名乗って加わり、三者が三方から呂布を包む形となります。 呂布はなお「束になって来い」と叫んで応じますが、形勢不利と見て「後日再戦」と言い残し退き、赤兎馬の俊足で虎牢関内へ引き揚げます。
 
意味
「三戦」は、三度の別戦というより、この局面で張飛関羽劉備の三名が揃って呂布に当たった一連の激戦を総称する名目として用いられます。作中では「この日の激戦は、かくて引き別れとなった。世に伝えて、これを虎牢関の三戦という」と、後世の呼称として位置づけられます。
 
関連人物
呂布劉備玄徳)、関羽張飛が中心となり、背後には虎牢関に拠る董卓の軍事配置が関係します。
 
史実との違い
吉川三国志の「虎牢関の三戦」は演義系統で著名な三英対呂布の枠組みに沿う一方、史実の正史には同様の一騎討ちの詳細な記録は見えにくいとされます。
「虎牢関の三戦」登場回数
合計: 1回
0 0 0 0 1 0 桃園の巻 1 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約8時間前