鄱陽湖

冒頭
鄱陽湖(はようこ)とは、中国南部の大湖で、吉川英治三国志』では呉が水軍を整備・集結させる拠点として描かれる湖です。周瑜がここにあって軍船と舟手を訓練し、孫権政権の対曹操戦略を支える地勢として位置づけられます。
 
概要
作中では柴桑(さいそう)城の近傍にある水域として示され、柴桑郡の所在地を「江西省・九江西南」と注記したうえで、そこが鄱陽湖に近いと説明されます。孫権も水軍強化のため、この方面へ営を進めたとされます。
 
歴史
呉の国力が「水軍の編制」に注がれ、大船を鄱陽湖へ集めて周瑜が「水軍大都督」として猛訓練を続ける流れが語られます。これにより、湖は内水面の造船・集積・演習の場であると同時に、長江方面へ兵力を展開するための後方基盤として扱われます。
 
関連人物
周瑜は鄱陽湖を根拠に水軍を練り、柴桑での大評議に臨むため湖畔の邸を発して登城するなど、呉の開戦決定に直結する行動が描かれます。
また魯粛孔明を伴って柴桑へ向かう途上、「鄱陽湖を望みながら」進む道程が示され、呉の政軍中枢と湖が近接する地理関係が補強されます。
 
史実との違い
史実にも鄱陽湖は実在するが、作中では赤壁前後の呉水軍を支える訓練・集結の基地としての機能が特に強調される。
「鄱陽湖」登場回数
合計: 13回
0 2 5 8 11 0 桃園の巻 0 群星の巻 1 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 11 赤壁の巻 1 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約3時間前