冀北
冒頭
概要
作中では「冀北の強国、袁紹」という言い方で、袁紹の支配圏そのものを冀北と総称する用法が見られます。 また曹操陣営の軍議では、荊州方面よりも「冀北四ヵ国」の方が厄介で、精兵と富財を擁する地として警戒されています。
歴史
官渡の戦い前後、曹操は北方へ兵を向け「冀北征伐」を企図し、冀州領内へ攻勢を深めていきます。 袁紹の死後は、袁譚・袁煕・袁尚らが各地で敗れて冀州へ退く状況が描かれ、冀北の支配は動揺します。 その後、曹操が旧袁紹領を掌握したのちも、遼西・遼東方面を押さえなければ「冀北、冀東の地も永久に治まるまい」として、周辺の異民族勢力や残党との関係が治安上の焦点となります。
関連人物
袁紹は冀北の代表的な支配者として位置づけられます。 その死後、袁譚・袁煕・袁尚の兄弟が抗争しつつ曹操に対抗する構図が、冀北の帰趨を左右する要素として扱われます。 また曹操陣営では荀攸が冀北の脅威を論じ、攻略の優先度を説きます。
史実との違い