右軍

冒頭
右軍(うぐん)とは、軍勢を中軍・左軍・右軍などに分けて運用する際の、右翼側に配置される部隊区分の一つです。戦場での展開や進軍路の分担、護衛の配置などを明確にするために用いられます。
 
概要
右軍は、中軍を中心として左右に広がる陣形を作るときの「右の備え」に当たり、先鋒や側面防護、包囲の一翼など、地形と敵情に応じた役割を担います。作中では、孔明王平を左軍、馬忠を右軍に配して別働的に進ませ、自身は趙雲魏延を率いて中央へ進む、という指揮の形が見られます。
 
意味
「右」は方位としての右側を指し、転じて軍制上の配置名称になります。同様に左軍・中軍・前軍・後軍などの呼称が並立し、誰がどの位置の兵を統率するかを官名や役目と結びつけて示すことがあります。蜀軍の編成記載では「右軍領兵使」として馬忠が挙げられ、部隊区分と指揮官職が連動して示されています。
 
用例
連合軍の陣立てでは「曹操を中軍として、玄徳は右をそなえ、呂布は左にそなえた」とあり、主将の左右に有力者を配して軍全体を一体化させる配置として用いられます。
また朝廷周辺の軍職としても「右軍」の語が現れ、右軍の将として趙萌が列挙されるなど、戦場外の軍事職掌を指す場合もあります。
 
関連人物
馬忠は右軍を担当する指揮官として配置されます。
劉備は連合軍の「右の備え」を受け持つ立場として置かれます。
 
史実との違い
左右・中など方位にもとづく部隊区分自体は一般的な軍制語ですが、吉川三国志では場面ごとに「右軍」が具体的な職名や配置として整理されて示され、編成の表現は状況に応じて変化します。
「右軍」登場回数
合計: 4回
0 0 1 2 3 1 桃園の巻 0 群星の巻 0 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 3 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約4時間前