朱治
冒頭
生涯
孫堅配下の一人として名が挙がり、孫策が青年期に淮南で鬱屈を抱える折、従者として傍らにあります。 孫策が会稽方面を平定して勢力を拡げると、腹心として「呉郡の太守」に任じられ、江東統治の一角を担います。 赤壁前後の政局では、闞沢・呂範・諸葛瑾らと連なって周瑜に面会し、いわゆる中立派の一員として国家の帰趨に関わる場へも出ます。 開戦が決した後は、呂範とともに「督軍目付」を命じられ、軍中の統制・監察にあたる位置づけで描かれます。
人物像
若い孫策の内心を「日頃から拝察」していたとして同憂し、江東の人間として当事者意識を示すなど、近習的な距離で主家を補佐する人物として扱われます。 また、主戦・非戦が割れた局面で中立派に数えられ、情勢判断と保全の立場から政議に加わる官僚的側面も見えます。
関係人物
有名なエピソード
孫策が落日を眺めつつ志を嘆く場で、朱治は「この落日は明日のない落日ではありませんぞ」と述べ、若き当主を奮い立たせる役を担います。
有名なセリフ
「この落日は明日のない落日ではありませんぞ」
史実との違い
「朱治」の基本情報
総登場回数
3回
活動期間
2巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
赤壁の巻
最も活躍した巻
赤壁の巻
(2回登場)