朱雋

朱雋(しゅしゅん)とは
朱雋は、後漢末期の武将で、黄巾の乱において官軍を率いた将軍の一人である。史実でも登場する人物であり、『三国志』(陳寿著)にも記録が残る。
 
生涯
朱雋は後漢の武将として官に仕え、黄巾の乱が起こると盧植皇甫嵩らとともに討伐軍の主将に任じられた。黄巾軍を相手に各地で戦い、反乱鎮圧に大きな役割を果たした。戦後も朝廷に仕えたが、後漢末の混乱の中で大きな勢力を築くことはなかった。
 
人物
朱雋は武勇に優れた将軍というより、堅実な軍務を務める官軍の将として記録されている。盧植皇甫嵩のような名声は残さなかったが、黄巾討伐における重要な戦力の一角であった。
 
関連する人物
盧植皇甫嵩と並んで黄巾の乱討伐の三将として名が記録される。張角率いる黄巾軍と戦ったが、その後の劉備曹操といった英雄たちとは直接的な強い結びつきは描かれていない。
 
吉川英治三国志での扱われ方と史実との違い
吉川英治三国志』でも、朱雋は黄巾討伐の将軍として登場し、劉備らが従軍する背景の一部を担っている。物語上では大きな脚色はされず、歴史上の立場どおり「黄巾の乱を鎮めた官軍の将」の一人として扱われている。
「朱雋」の基本情報
総登場回数
69回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
桃園の巻
最終登場
草莽の巻
最も活躍した巻
桃園の巻 (63回登場)
「朱雋」登場回数
合計: 69回
0 15 31 47 63 63 桃園の巻 1 群星の巻 5 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 0 望蜀の巻 0 図南の巻 0 出師の巻 0 五丈原の巻
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