陳群

冒頭
陳群(ちんぐん)とは、曹魏の朝廷で重職を担い、漢から魏への禅譲と、その後の政権運営に関与する文臣です。
 
生涯
作中では、魏の群臣が天の瑞祥を口実に「受禅」を公然と議しはじめた局面で、陳群は尚書令の桓楷、陳矯らと並び、四十数名の連署決議文を携えて賈詡華歆王朗ら重臣を説きまわる中心的人物の一人として名が挙がります。
また、漢帝に禅国の詔書を作らせる場面では、賈詡が桓楷・陳群らを呼び、ほとんど強制的に詔書作成を進める流れが描かれます。
曹丕の没後は、嘉福殿の遺詔により曹真・陳群・司馬懿が枕頭の三重臣として後主曹叡を補佐し、陳群はのちに司空に叙せられたとされています。
 
人物像
個別の性格描写は多くありませんが、政変を「議」「決議文」「詔書」の手続きで推進する側の官僚として位置づけられ、禅譲と後継体制の要所で名を連ねる人物として扱われます。
 
関係人物
賈詡は禅国詔書の作成を主導し、その実務に陳群が動員されます。
曹真司馬懿とは曹叡補佐の三重臣として並び、魏の新体制の中枢を構成します。
また桓楷・陳矯・劉曄・辛毘・劉廙らと同列に、受禅推進の宗徒官僚群として挙げられます。
 
有名なエピソード
受禅をめぐり、四十数名の連署決議文を携えた説得工作の中核に加わること、さらに禅国詔書の作成に関与することが、陳群の主要な登場局面です。
 
史実との違い
吉川三国志では、陳群は受禅と曹叡補佐など政権中枢の「官僚」としての位置づけが中心で、後世しばしば語られる制度面での事績は作中で前面化しにくい点が異なります。
「陳群」の基本情報
総登場回数
7回
活動期間
3巻にわたって登場
初回登場
草莽の巻
最終登場
出師の巻
最も活躍した巻
出師の巻 (4回登場)
「陳群」登場回数
合計: 7回
0 1 2 3 4 0 桃園の巻 0 群星の巻 2 草莽の巻 0 臣道の巻 0 孔明の巻 0 赤壁の巻 1 望蜀の巻 0 図南の巻 4 出師の巻 0 五丈原の巻
最終更新日: 約2時間前